那覇空港ー宮古空港の路線、スカイマークの参入のおかげで旅行客が大幅増加も肝心のスカイマークは・・・。 - とある航空旅行のインデックス

那覇空港ー宮古空港の路線、スカイマークの参入のおかげで旅行客が大幅増加も肝心のスカイマークは・・・。

今回は、8月14日付けの沖縄タイムスに掲載されていた「沖縄路線 旅客6.7%増加」というニュースをご紹介したいと思います。記事の概要は下記の通りになります。

沖縄路線に就航している航空各社は13日までに、7月の搭乗実績をまとめた。計6社の旅客総数は昨年7月に比べて6・7%増の134万2485人。日本航空(JAL)のみ、那覇―関西線の一部便を日本トランスオーシャン航空(JTA)に移管した影響で、提供座席、旅客数ともに前年を下回った。スカイネットアジア航空(ソラシドエア、SNA)は長崎、熊本、宮崎の各路線で5~21%増。鹿児島は6・4%減だった。(引用元:沖縄タイムス

宮古島路線はスカイマークのおかげで大幅値下げになったけど・・・

今回は、沖縄から羽田・関西・福岡などを結ぶ路線も話題に上がっていますが、その中でも特に那覇空港と宮古島空港を結ぶ路線について注目したいと思います。元々、那覇空港と宮古島空港を結ぶ路線は、JTA(日本トランスオーシャン航空)のドル箱路線で、割引運賃も設定されているものの、普通に買えば片道1万円はしてしまうものでした。

それが、昨年スカイマークがこの路線に新規参入した事によって、一気に価格競争が進み、最安値では2,800円という運賃も登場したものでした。スカイマークは、最初からいきなり1日5便という挑戦的なダイヤで参入し、後には9便に増便するというプランも発表していましたが、結果的には乗客数は伸びず、結局は減便を余儀なくされてしまいます。

今回の記事で発表された2012年7月の3社の搭乗率をまとめておきたいと思います。カッコ内は前年比の搭乗率の変化です。

日本トランスオーシャン航空+琉球エアコミューター:77.8%(+9%)
全日空:70.5%(−2.2%)
スカイマーク:28、4%(前年は未参入)

と、3社の競争で値段が下がった分、特にJAL系の日本トランスオーシャン航空と琉球エアコミューターのグループは好調で、全日空は横ばい、そしてスカイマークは4分の1程度しか座席が埋まらない・・という状況になってしまいました。

前年比で搭乗率が+となった日本トランスオーシャン航空も運賃を大幅に下げた結果のシェア維持となりますので、儲かっているとは言い難い状況です。結局、この路線については、勝者なし・・という事が言えるのかもしれませんね。

神戸空港ではANAとスカイマークの競争の結果、ANAも適度な運賃となっており、どちらもソコソコの搭乗率を維持しているという関係なのですが、沖縄の方はそれほど値段が変わらないのであれば、今まで乗って来た地元の翼のJTAを選ぶという事なのかもしれませんね。もしくは、元々JALのマイルを貯めていた・・という方が多いのかもしれませんね。

ちなみに、この3社を合計して、7月に宮古島を訪れた人は前年比27.2%も増えたんだそうです。私もスカイマークの参入後、宮古島にはじめて旅行に行きましたが、のんびりしていて良い島でした。温泉で会った地元のおばちゃんに「何にもないのによくいらっしゃたね。」と言われましたけど、それが宮古島の魅力なんですよね。

JALとANAは無理して喧嘩しないため、いずれスカイマークが撤退するとするならば、その後の運賃はまた元通りにか昔よりちょっと安いくらいの水準まで上がってしまうものと思います。私は沖縄本島まではよく遊びに行くので、今のうちに何回か宮古島に遊びに行っておきたい所ですね。


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